先月のブログで拼多多(Pinduoduo)が「第三極」となっている旨を紹介しましたが、早くも中国EC市場の「第四極」の話題が登場しています。中国でDouyinと並んでよく使われているショートムービーアプリ「快手」が、短尺動画ECを展開。8月に取引件数5億件を突破、勢いに乗っています。

WeChat新機能「微信小商店 WeChatミニモール」9月17日にリリースへ
WeChatが新機能「微信小商店 WeChatミニモール」を9月17日にリリース見込み。開店費用0元、サービス費用0元、全ユーザーライブコマースなどが特徴とされています。

中国EC市場の「第三極」、拼多多が展開する7つのライブスタイル | クロスシーブログ
苛烈を極める中国EC市場の競争環境において、アリババ・JD.comと共に三国時代を築きつつある拼多多(Pinduoduo)。その拼多多でも、昨今盛り上がりを見せるライブに対する取り組みが進められています。生中継のスタイルも多様化が進んでおり、下記の7つのタイプに分かれてきています。

Xiaomi小米 CEO雷軍 ライブコマースで30億円突破 | クロスシーブログ
直近の618やW11でも一躍注目を集めた「CEOライブ」、小米(Xiaomi、シャオミ)CEOの雷軍が8月16日にDouyinでライブコマースを実施しました。のべ視聴者数5,000万人超、売上は2.1億元とそれぞれでDouyinにおける新記録を樹立しています。

セミナーアンケートから読み解く越境EC取り組み状況
クロスシーでは5月19日より約2カ月間に渡って越境ECに関するウェブセミナーを実施し、これまでに約200名の方々にご参加いただきました。毎回のウェビナー開催後にはアンケートを実施しており、その回答を集計して皆様の中国越境ECへの取り組み状況をまとめました。

燃える消費者権利デー 3.15とは | クロスシーブログ
中国に駐在する日本企業の広報担当者が固唾を飲んでTVを見守る日と言われるのが3月15日の「世界消費者権利デー」。今年の動向を、過去の傾向も踏まえて解説いたします。

急伸するテンセント 時価総額世界7位へ | クロスシーブログ
テンセントの時価総額が70兆円に迫る勢いで上昇しており、アリババも越えて中国企業としてNo.1、そして世界でもGAFAらに次ぐ7位とランクを上げている。アリババは約66兆円、同8位と僅差だが、以前両社と共に中国IT御三家「BAT」とされた百度は約4兆円と差が開いている。

日中間「越境ライブコマース」で観光体験とECを両立 | クロスシーブログ
コロナでインバウンドが低迷する中、「バーチャル観光×越境ライブコマース」のモデルに注目が集まる。日本からの生配信でバーチャル観光体験を提供し、コメント欄に寄せられる質問にも回答することで、インタラクティブなやり取りも実現。そこでしか入手できない商品をワンタップで購入できるようようにすることで、ショッピング体験も提供。

中国EC「618」でトレンド入り 「CEOライブ」とは | クロスシーブログ
今年618の傾向としては企業トップが自ら行うライブが増えましたことです。中国OTA最大手のCtripでもCEOの梁建章氏が自ら登場。コスプレやギター演奏等、趣向も凝らした内容で生中継を繰り返し、視聴者数はのべ3,000万人、旅行商品の取引額は5.6億元(約85億円)にも到達しています。

中国EC「618」セールでの記録更新とトレンド | クロスシーブログ
中国ECでは11月11日のセールがよく知られていますが、これはアリババグループが仕掛けた「独身の日」のイベントです。それに対し、JD.comは創業記念日である6月18日に一大セールを実施しています。独身の日と同様に他のECプラットフォームも参戦し、EC業界全体を挙げてのスーパーセールの様相を呈しています。